滞在生活編の目次
- 空港までの交通手段
- チェックイン・出国手続き
- トランジットの過ごし方
- ホテル・住まいの探し方
- 電話・携帯電話利用
- 現地でインターネットへ接続
- お金の管理と銀行口座開設
- 生活(食事、ショッピング、スポーツ、運転)
- 国際宅急便と郵便
- パスポート、航空券の紛失・盗難
3.1 空港までの交通手段
海外旅行をしたことのない日本人は少ないと考えられるので、前提条件として一度は海外旅行をしたことがあることを念頭において説明する。そして、別送手荷物は既に手続きが済んでいる。
海外旅行と出張の場合、大きく異なる点は荷物の量ではないかと思う。ノンエグとしては時間と料金を重要視する。
3.1.1 自宅から国際空港へ
手荷物の多さで判断する。手荷物だけなら、自宅からバスもしくは鉄道駅へ徒歩でも行けるが、スーツケースを持っているとタクシーなどを利用して最寄のターミナル、そして、空港まで行く。荷物が多い場合、バスが比較的荷物のハンドリングが少ないので楽。
バス
首都圏であればTCATやYCATなどのターミナルや都内のホテルや主要駅から成田空港へ行くバスが運営されている。 一ヶ月以内は往復割引がある。クレジットカード支払いもできる。 TCAT、YCATのサイトに時刻表がある。
鉄道
成田エクスプレス、成田空港行き総武線、京成ライナーが運行している。これらに乗るのが最も手っ取り早い。 都内なら、日暮里から京成スカイライナーが便利。
タクシー
ノンエグには緊急時以外縁が無いが、参考までに定額や乗り合いタクシーのサービスが提供されている。
TCATに車を預ける
短期の場合、TCATまで車で乗り付けそのまま車を預かってもらう手があ。最大14日間預けられ、7日間7000円。新カーポートで2006年7月1日よりサービスを開始した。前払い制で入庫時に申込書に記入する。
3.1.2 荷物はどうするか?
ABCやヤマト運輸、ペリカン便が利用できる。 事前に準備する時間がなく荷物が多い場合、自宅からタクシーで最寄のバス乗り場、そして、空港行きバスが適当な手段となる。
荷物は持っていくか、成田まで事前に送るかどちらかである。
成田へ送る場合、宅急便業者やABCなど専門業者がある。近くにある宅急便業者で間に合う。
私の場合、常に一緒に持っていくので、タクシーでYCAT、そして、リムジンバスで成田までとなる。この方法だと、荷物は家の中から駐車場までとYCATでタクシー降車場からバスカウンターまでは運ばなければならない。しかし、バスに乗せてしまえば、成田でカードに積み替えるだけなので比較的らくだと思っている。
3.1.3 TCATの問題(首都高速からのアクセス)
首都高速を利用してTCATへ車(タクシー)で行く場合、降り口がわかりにくいので事前にタクシー運転手もしくは、タクシー会社へ確認しておく必要がある。
TCATは箱崎に位置し、首都高速xx号線箱崎で降りるのであるが、このランプが非常にわかりにくく、ベテランのタクシー運転手でもよく間違う。都内のタクシーならまだしも、東京近郊から高速道路を経由してTCATへ向う場合はよく確認しておく必要がある。
9.11以後、TCATで入国審査ができないようになったと聞いている。それまでは、そのためにTCATを使っていた。それは成田での出国審査が非常に混むからだ。最近は、以前と比較してかなり出国審査がスピードアップした印象を受ける。
3.1.4 YCATの問題(週末の買い物混雑)
午前中は比較的すいているので問題がない。タクシーでも自家用車でもYCATへ横付けできる。しかし、問題は、成田からYCATへ着いたとき、夕方は非常に混んでいる。特に土日は避けたい。これは、隣にそごうがあり、その駐車場へ入る車とルートが一緒になるからである。
自家用車で迎えに来てもらうとき、帰りの曜日、時間帯に気をつけるべし。
3.1.5 鉄道は低リスク、だけど荷物は?
荷物を送り、手荷物だけで空港に行くのなら鉄道の利用が最も時間に正確だろう。ただ、んもつがある場合は、駅の階段や乗換えが困難になる。特に、通勤時間帯は最悪になる。荷物のハンドリングは、最近、エレベータやエスカレータなどバリアフリーへの対応で施設が充実してきているが、まだまだ。20年前の欧州よりもそのサービスレベルは、旅行者には向いていない。
補足