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準備編 目次
  1. 旅券申請、出張旅程の立て方と航空券などの手配
  2. 査証(VISA)申請・取得
  3. 感染症予防接種
  4. ホテルの予約
  5. 現地生活情報(衣食住)
  6. 生活関連手続き
  7. 携行品と現地調達
  8. 電圧とプラグの形状
  9. 海外旅行損害保険
  10. 両替為替/送金
  11. インターネット海外ローミングサービス
  12. 携帯電話ローミング
  13. クレジットカード
滞在生活編
  1. 空港までの交通手段
  2. チェックイン・出国手続き
  3. トランジットの過ごし方
  4. ホテル・住まいの探し方
  5. 電話・携帯電話利用
  6. 現地でインターネットへ接続
  7. お金の管理と銀行口座開設
  8. 生活(食事、ショッピング、スポーツ、運転)
  9. 国際宅急便と郵便
  10. パスポート、航空券の紛失・盗難
帰国準備
  1. 帰国準備、航空券の手配
  2. 不要品の処分
  3. 荷物の搬送
  4. 入国審査、検疫、税関申告
  5. 帰国後の公的手続き

2.12 携帯電話国際ローミング

2005年末ごろから概ね日本の携帯電話会社による海外でのローミングサービスが充実してきた。 NTTドコモ、 au、vodafoneと日本で使用している携帯電話と電話番号が海外でもそのまま海外へ持ち出して利用できるようになった。NTTドコモとvodafoneは、3GであるWCDMAと3Gの普及が遅れ汎用化しているGSMの二通信方式を採用した携帯電話機を用意している。

国内3社出揃っているが、機種・サービスともにvodafoneが先行している様子、電話番号が変わらないサービス(番号ポータビリティ)が実施される今年10月以降に緊急用としてG3とGSM併用システム携帯をと考えている。(2006年4月)

2.12.1 携帯電話通信システムと海外事情

日本で普及している携帯電話通信システムは、PDCなど独自のシステムで日本以外で利用ができない。欧州、アジア、アフリカではGSM方式、北米ではCDMA方式が主に採用されている。これらは第2世代(2G)と呼ばれるシステムで、第3世代(3G)では共通になる予定である。現在、その過渡期にあたる。

システム別普及地図

GSM方式 GSM900 欧州、アジアなど(日本・韓国・北中南米を除く)
ほとんどのGSM採用国で使われている方式です。
GSM1800 ドイツ、イギリス、フランス、香港、シンガポール、
台湾などで使われている方式です。
GSM1900 北米、ハワイのみでのサービスです。
CDMA方式 北米、日本、韓国など
PDC方式 日本のみ

Global System for Mobile Communications

ヨーロッパで開発されたデジタル携帯電話の標準システムで、92年度より商用化され、世界105ケ国・192オペレーターに採用されている世界規格です。(現在も順次、使用可能地域を拡張中)

2.12.2 各社のサービスとローミング料金

ローミング料金は各社(日本)ともそれなりの金額である。これは、Universal SIMを利用することにより、海外でのローミングを可能にしている。GSM普及エリアではローミング料金は日本ほど高くはないようだ。

今のところ、まだ、現地でSIMを購入して利用したほうがリーズナブルな印象だ。しかし、短期の場合や経由地での利用には国際ローミングできる携帯電話があると便利ではないだろうか。参考までに:携帯電話ローミング比較表(2005年8月)

2.12.3 GSM対応携帯とプリペイドSIMを買う

私の海外での携帯電話の利用方法は、GSM対応携帯電話を購入して、それぞれの国でSIM(プリペイド用)を購入し、SIMを入れ替え利用している。余分な手数料がかからず、ローカル通信料金で利用できるのが利点。通常、国際電話も問題なくかけられ、機能的には全く問題がない。

2.12.4 グローバルSIM

格安ローミングとしてGlobal SIMを利用する方法がある。 これは、海外での電話番号を取得し(SIMを買う)ことにより、その電話番号でローミングを行なう。9ヶ月有効、世界150カ国に対応したSIMもある。使ったことが無いのでなんともいえないが、情報は下記にあります。

2.12. 4 その他、格安国際電話サービス

G-Callという電話会社がある。ここは海外用携帯電話のレンタルと販売も行なっているが、本業は格安国際電話、国内も安い。

コーリングカードを利用した海外からの格安電話

海外で携帯電話がなく、ホテルから電話しなければならないときがある。通常、ホテルから掛けるとバカ高い料金を請求される。そこれ、ローカル通話料金で、格安に国際電話をかけ、料金は日本で格安電話並みの請求という方法がある。これは、コーリングカードを使い、少し手間がかかるが、安さには変えられない。一例は以下のサイトです・

携帯電話リンク

メモ

iPhone4 SIM Free

一度使ったら手放せなくなってしまったiPhone、iPhone4が出ていたので日本で試しに購入するが通信環境が悪い。やはりSIM Freeでドコモだろうかと考えている。まあ、海外でならもちろんSIM Freeにするつもり、同じ轍は踏まない。(2011年1月)

SIM free版のiPhone4Sを捜索中、アスンシオンで16MB iPhone4SがUSD960、やや高い。

アルメニア

フランステレコム傘下のOrangeがiPhoneを扱っている。でもここではタシケントで買ったiPhone3Gで間に合わせてしまった。iPhone4が気なる。(2010年7月)

ウズベキスタン

iPhone3G SIM Freeとして販売していたので購入したが、実際はソフト上での脱獄バージョンであった。よってOSをバージョンアップした際に、ロックがかかってしまい、更に脱獄しなければならない非常に面倒なことになったのだ。それで、一旦、元に戻してOSを更新しないようにして使った。(2009年)

GSMから3Gへ、そして、スマートフォンへ

既にGSMから3G規格が携帯電話のスタンダードとなっている。そして、2007年のiPhone登場以来、世の中はスマートフォンが支配的になってきた、確かに使えるのだ。(2009年)

モザンビーク

SIMが2ドル、プリペイドは2ドル相当、4ドル相当、10ドル相当、20ドル相当などがある。ローミングも南アフリカ共和国で問題なし。プリペイドの有効期限は6ヶ月、SIM(2006年3月)

マニラ

SIMが日本円で約200円とかなり安くなった。2001年のときは10ドル相当だった。(2005年10月) GSM携帯電話は日本でも購入できるようになってきた。値段もさほど変わらないと思う。

GSM携帯電話

私は、Nokia6100(2005年2月、ハノイで購入)、Siemens S55(2004年1月ダマスカスで購入)の2台を現在使用している。SIEMENSは、キーボードがへたり交換しなくてはならない状態、これまでにバッテリーを交換(2005年サラエボ)した。もう一台、Nokia(2001年マニラで購入)を使っていたが、ハノイで落としてしまったようだ。よって6100を買った。(2005年)

これまで、ERICSSON GH688(1999年ハノイで購入)、BOSH(1998年ルーマニアで購入)、ERICSSON(2001年、シリアで購入)と使ってきた。これらはまだ使えると思うのだが今となっては相当大きな躯体であるのと、バッテリーを交換する必要がある。(2005年)